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奥澤豆腐店の大豆食品(豆腐,油揚げ,厚揚げ,おから,豆乳)に、カナダ産ビントン大豆を使う理由

奥澤豆腐店で製造する大豆食品(豆腐,油揚げ,厚揚げ,おから,豆乳)には、全てビントン大豆富士No1を使用しております。その理由は、国産大豆より価格は安く、でも栄養素は国産以上、大豆食品に期待される低カロリー,高蛋白をそのまま表現している大豆です。まさに、家計に優しく、お腹一杯食べられ、しかも、体にとても良いの3拍子揃った商品作りが実現できる為、当店の目指す豆腐作りに欠かせないと考えて、あえて、国産ではなく、カナダ産ビントン大豆を採用致しました。

奥澤豆腐店で使う大豆を育てる場所のイメージ写真
奥澤豆腐店の大豆食品(豆腐,油揚げ,厚揚げ,おから,豆乳)使うビントン大豆,の特長
奥澤豆腐店で使う大豆と国産大豆の成分比較表
大豆の成分比較表の見方について

・油分,蛋白質;この項目では、豆腐のコク,後味に影響すると考えます。人によって感じ方がさまざまですが、特に油分は、大豆の風味と呼ばれる表現で使われることが多いかもしれません。個人的な見解では、この数値が高いことで、豆腐の味わいふかさが変化し、口の中で味がするか?しないか?に多分に影響がでると考えます。

・全糖:この項目では、2番と同様、豆腐そのものの味,食感等、豆腐だけでなく、揚げる、まぜる等の作業全体に多分に影響がでます。この数値が高い程、豆腐を口にいれた瞬間に感じる甘さを感じやすくなります。わかりやすくいうと、醤油をかけて豆腐を食べた場合に、豆腐の味がしっかり感じられるものは、比較的に全糖が高い大豆が使用されています。
※製造方法によってもかなりの個人差はあります。

・百粒重:百粒当りの大豆の重さを表しております。この比重が高い程、大豆が少量でもお豆腐にすることができます。しかし、栄養素は、水分に溶けこみ薄められるので、濃い味の豆腐を作る為には、比重が低い方が沢山の大豆を詰込むことができると考えます。

奥澤豆腐店で使う大豆の特長についてまとめ

①比重が軽く、小さなお豆腐にも大豆の味と風味をしっかりと詰込むことができる

②蛋白質、脂質が他の大豆よりも高い為、高たんぱく,低カロリーを目指す献立には使いやすい。
ダイエットレシピ,栄養管理レシピ等に国産大豆より向いている。

③金額的には、国産大豆を使用した豆腐より30%程度コスト低減可能

ビントン大豆とはどんな大豆なのか紹介

豆腐や納豆などの用途別に特化した品種を開発し、大豆よりもタンパク質や糖質含量が高く、食用大豆として利用できる、油を採るための大豆ではない特殊な品種の大豆です。言うなれば、従来の食用大豆を栄養素の高い物に品種改良された大豆です。

奥澤豆腐店の大豆食品(豆腐,油揚げ,厚揚げ,おから,豆乳)で使う、ビントン大豆写真
カナダ産ビントン大豆の開発秘話

栽培地域は緯度的に北海道とほぼ同じであり、気候にも類似性があるため、かなり以前より北海道産大豆の種子を持ち込み、現地の気候風土等に合うよう品種改良(交配による)が行われ、性質と似た大豆が得られた為、日本人の口にもあうとっても美味しい大豆が完成しました。

奥澤豆腐店の大豆食品(豆腐,油揚げ,厚揚げ,おから,豆乳)で使う、ビントン大豆写真