豆腐屋さんが紹介する豆腐の下ごしらえ

・豆腐の水切り方法の紹介

・水切りの目的

豆腐は90%が水分なので、料理方法により水の切り方を加減します。水を切るほど固くなります。

<汁物や煮物用の水切り方法>

まな板の上に乾いた布巾を広げ、豆腐を包みます。まな板ごと少し斜めにして30分ほどおきます。

<揚げだしや白和え用の水切り方法>

上記のやり方で更に豆腐の上に重しをのせます。もう1枚まな板があればベストですが、なければ底が平らなバットに水をはって豆腐全体に重さがかかるようにのせます。重しの加減で水の切り方を調節します。

<煎り豆腐用の水切り方法>

鍋に湯を沸かし、豆腐を入れます。再び煮立つ前に取り出しザルにあげます。 鍋の中で箸で豆腐をくずし、布巾を敷いたザルに上げて水を切る方法もあります。

<電子レンジで軽く水切りする方法>

耐熱ボウルにペーパータオル2枚で包んだ豆腐を入れ、3分加熱。

<電子レンジでしっかり水切りする方法>

耐熱ボウルにペーパータオル2枚で包んだ豆腐を入れ、上から重しを乗せ(小さめのボウルに水を入れる)、6分加熱。

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アイデア盛沢山の水切りを紹介

豆腐の時短水切り
豆腐の時短水切り

とうふを崩してレンジで600w2分加熱します。

豆腐の時短水切

出てきた水分を捨て、粗熱が取れたら、キッチンペーパーでくるんでおにぎりを握るような感じで水分を絞り出します。

豆腐の時短水切

上手に水切り出来れば半分くらいの重量になります。

簡単!豆腐の水切り方法
豆腐の水切

豆腐を、吸水性のある厚めのキッチンペーパーの上に載せ、電子レンジのあたためで1分。
1分以上温め,ラップ,蓋,NG

豆腐の水切りに最適な便利アイテム
豆腐の水切.便利アイテム

お皿とレンジモチアミ!レンジで焼餅を作ることができる便利アイテムです!スーパーやホームセンターで販売してます。

電子レンジで豆腐の水切

お豆腐を乗せて、レンジで1分30秒暖めます。

豆腐水切りで水が切れている様子

1分30秒の暖めで、こんなに水がでます。最初に準備すれば、並列して他の調理も準備可能。

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・豆腐の切り方の紹介

豆腐の切り方

包丁は濡らしてから使います。豆腐は左から右に切り進めると倒れず、形がくずれません。小さく切る時は手のひらの上で切り、順に鍋に落としていきます。もし、包丁に豆腐がつく場合は、水切したお湯を包丁にかけてお使い下さい。

<奴(やっこ)>

大きめの立方体に等分する切り方をこう呼びます。地方や製造元によって一丁の大きさが異なるので一概にはいえませんが、6~8つ割位(3~4cm角)にします。湯豆腐や冷や奴にむいています。

<さいのめ>

やっこよりもひとまわり小さい切り方です。みそ汁等に使います。

<あられ>

さらに小さい角切りです。吸い物などにむいています。

写真で解説。豆腐のさいの目の切り方
豆腐の切り方

豆腐を手のひらの上に乗せます。

豆腐の切り方

包丁を手のひらと平行になるようにし、豆腐の高さが1cm程度になるように2段(もしくは3段)切ります。

豆腐の切り方

そのまま手首の方まで包丁を切り進めます。これで、高さが1cmに揃います。

豆腐の切り方。さいの目

切り口と垂直方向に1cmの幅で切っていきます。
手のひらで切れば、このままお鍋に入ります。オススメ

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・焼き豆腐の作り方

焼き豆腐の作り方

木綿豆腐に重石を乗せてしっかり水切りしてから、フライパンで表面に焼き色をつけます。

写真で解説。焼き豆腐の作り方
焼き豆腐の作り方の紹介

木綿豆腐に重石を乗せて水切りをします。※にがりを使った固めの木綿豆腐だと、型崩れしにくいです。

焼き豆腐の作り方紹介

2/3くらいの重さになるまでしっかり水切りします。

焼き豆腐の作り方紹介

フライパンに薄くサラダ油をひきます。

焼き豆腐の作り方

水切りした豆腐の表面にこげ目を付けます。

焼き豆腐の作り方

水切りした豆腐の表面にこげ目を付けます。

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アイデア沢山の焼き豆腐の作り方を紹介

焼き豆腐の作り方

①木綿豆腐を半分に切りフライパンで両面何もひかずにそのまま焦がす様にして焼きます。テフロン加工がオススメです。

②焼いた豆腐を水に漬けて冷蔵庫で保存もできます。

作業のポイント

ひっくり返す時はフライ返しを使うことをお勧めします。しかし、フライパンで焼きフライパン返しを使う方法でもOKです。豆腐の水切りは必要ありません。

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焼き豆腐の作り方
焼き豆腐の作り方

豆腐はしっかり水切りし、6等分します。※豆腐をキッチンペーパーで包み、ラップをせずにレンジで2分半~3分加熱しましょう。

焼き豆腐の作り方

フライパンにサラダ油小さじ1/2をフライパンに熱し、1を入れ中火よりやや強火で焼きます。

焼き豆腐の作り方

2の豆腐の両面に焼き色がついたら火を止めます。

焼き豆腐の作り方

2の豆腐の両面に焼き色がついたら火を止めます

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・凍り豆腐のもどし方

凍り豆腐のもどし方

たっぷりの熱湯に入れ、浮いてこないように落とし蓋をします。ふくれて芯まで柔らかくなったら軽く水気を絞り、濁り水がでるようなら、新しい水を吸わせて洗います。最近はもどさずにそのまま調理するものが市販されています。

写真で解説。凍り豆腐のもどし方
凍り豆腐のもどし方写真

たっぷりの湯(約60℃)に凍り豆腐を浸し、浮かないよう、落し蓋などでおさえて15~20分おく。

凍り豆腐のもどし方

水を含んできたら、軽く絞り水を取り替え浸しこれを2~3度繰り返す。※芯まで柔らかくなればOK

簡単!!凍り(高野)豆腐の戻し方を紹介

凍り(高野)豆腐の戻し方

①鍋に湯を沸かし、沸騰したら火を止めて高野豆腐を入れる。完全にふっくらするまで放置。

②ザルに上げ、水気を切る。手で触れるくらいになるまで冷ます。冷めたら優しく絞り、好みの大きさに切って調理する。

作業のポイント

熱湯に入れた瞬間、一気にふっくらしてきますが、中心部が完全に戻っていないことがあるので、5~10分くらいは湯に浸しておく。